November 24, 2007

五中開校60周年記念式典祝辞 

開校六十周年おめでとうございます。

この機に際しまして、これまで永きにわたり、地域の学校のため、また母校のため、

五中を盛り立て、伝統をつないでいただきました諸先輩方へ、

改めまして心より感謝申し上げます。

私事になりますが、

PTAに関わらせていただきまして

早六年が経とうとしております。

栄えある六十周年の十分の一相当期間を、

愛すべき五中生と一緒に過ごさせていただいたことは、

大袈裟ではなく、私の人生において大いなる励みとなったばかりか、

PTA活動を通じまして、人と人との「絆」の大切さを教えられ、

人間としても成長をさせていただいた貴重な日々となりました。

この五中を取り巻く人間環境のなんと素晴らしいことか、

またそれに応えていただける、「打てば響く」そのものの先生方のご努力、

そして何よりも主人公である子どもたちの眼差しのなんと真剣で純粋なことか。

互いに「意気に感ずる」自然な関係がそこに生まれないわけがありません。

そして、そんな環境の中で居られる幸せを感じているのは、私だけではないでしょう。

日々の生活において、心身ともに潤いを感じるということの何と大切なことか。

その潤いを与えてくれる子どもたち、

そして保湿効果大の子どもたちとのかかわり、

生きがいや働きがいも、そんな子どもたちとの日常生活が与えてくれます。

子どもたちの喜怒哀楽に一喜一憂してきた私たち大人も、

考えてみれば中学校を通じて子どもたちと一緒に育ってきた、

或いは育てていただいた仲間でもあります。

同級生というにはあまりにもひねた私たちではありますが、

間違いなく今この時にともに学び成長している同期生ではないでしょうか。

大袈裟ではなく、人生における稀有なめぐり合わせにより遭遇できたこの五中の周年の時に、

五中が取り持った「縁(ゆかり)」、五中が育ててくれた「絆(きずな)」、

そして五中がその大切なフィールドであり続けてくれ、つないでくれたこれまでの「伝統」、

それらに感謝しつつ、子どもたちの存在を喜び、幸せと感じ、

これからも生きがいとして心豊かな人生の「糧(かて)」としていきたい、と決意しています。

皆様、中野の新制中学校はこれまで、14校がともに周年を祝って参りました。

しかしながら、ご案内のとおり、今年度限りで閉校を迎える学校もあります。

私たちが今日この日に感じております喜びや幸せも、

空騒ぎになってはいけないと想うのです。

一旦はその歴史を閉じようとしている学校があること、

そしてそれに伴う憂いや悲しみがあること、

また、その憂いや悲しみを乗り越え、新たな学校として生まれ変わろうとしている

苦しいけれども、ちょうど60年前と同じように希望に燃え、

進取の気鋭に溢れる人々や地域が、同じ中野に存在すること、

このことを、この周年の機に、強く心に刻み、ともに憂いともに喜びを分かち合う

そんな大きな心が必要ではないでしょうか。

皆様、勝負はこれからです!

十年後にみんなで再会いたしましょう。

「五中生よ、中野の子どもたちよ、つくれ伝説!つなげ伝統!」

本日ここに集いし皆様、改めて心の中で復唱しませんか、

「すべてはこどもたちとともに!」

「すべては子どもたちのために!」

「すべては子どもたちの未来のために!」と。

投稿者 nakano5th : November 24, 2007 05:16 PM
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